枠の内造


北陸特有「枠の内造」の伝統工法がすばらしい♪
大雪に耐えるため太梁を井桁状に組むのだけど、
この組み方でいつの時代に建築されたか、様々な面でヒントに。

この古民家は、加賀藩の家屋規制にある

「二間梁、ひさし六尺にすべからず。」の型にはまらない、

豪な間取りとなってます〜

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一番太い松の梁の元口でなんと1.8寸(54.5cm)程度!!
近くの山からこんな大きな材が出て来ていたなんて驚き。

口能登型民家の特有の造りから
当時の暮らしがイメージできてワクワクです!!

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■富来のいえ_再生・移築のための調査

みりょく


見上げて手前から
「畑」  
「木々(当時は低木の庭)」 
「真竹郡(建築で使う)」
「古民家」
「山(高木が続く。杉やアテが多く建築で使う)」
の順に並ぶ。

高木側に畑をつくると農作物が影で隠れてしまうため
少しでも日照時間を得るため畑は開けた前側に。そして古民家は奥に。

他にもものごとの決まり方が、
建築が先でないところに集落の魅力を感じます♪

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■富来のいえ_再生・移築のための調査

うっとり


明治時代に建てられた古民家が大きな改修もなく、
ほぼ当時のままなことは珍しく、資料館のよう!

鋼板屋根で隠れている内部を調査。
現存する叉首構造の合掌姿にうっとり。。

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■富来のいえ_再生・移築のための調査